制作続きです


こんにちは

制作はマイペースに進んでいます。
前回の作品が完成しました。
しばらくスタンダードなポーズが続きます。
尾の裏と下尾筒の完成までの写真です。(一枚目・羽出し、二枚目・バーニングなどで羽を筋彫り、三枚目・着色


尾を両手で包み込んでいるような位置にあるのが上尾筒、下尾筒です。飛行の際に舵取りのような役目を尾が果たしそれを支えるつくりになっています。
下尾筒の形状は鳥によってそんなに大差ないですが、上尾筒は突出して違う鳥がいます。さらに同じ種類でも個体差があり長さがバラバラなものもいたり、尾とそっくりな形状のものもいたり、ディスプレイの為に派手だったり変化があり面白いです。


孔雀の美しいディスプレイも実は上尾筒です。裏から見ると分かりやすいですが、付け根の方に尾が短く見えます。一見複雑なポーズに見えますが、尾を上げたコマドリと同じポーズで、それに加え上尾筒を広げています。

鳥と人体は程遠い骨格に見えますが、翼や足を自分の手や足に置き換えると分かりやすくなりバードカービングの参考になります。

エンジョイカービングでーす!